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多民族国家への覚悟

朝、出勤途中にたびたび同じ女子中学生3人組を見かけます。同じ制服を着て同じかばんを背負っているのですが、1人は黒人です。いつも楽しそうに日本語でおしゃべりしながら登校しています。

昨日の成人式を迎えた新成人は133万人で、1968年に統計を取り出して以来過去最少だったそうです。20年後までは何人が新成人になるか予測が立ちますが、減る一方です。今の人口のピークは60歳前後の団塊の世代なので、平均寿命を考えると10年後のピークは70歳、20年後のピークは80歳と、日本の国家システムは破綻するんじゃないか?と心配になってきます。しかし、これはあくまで日本国籍を持った人の統計。

日本にはもちろん在日朝鮮人やアイヌ人や小笠原諸島には白人系の日本人と異なる民族がいますが、と言え人口でいったら日本人≒日本民族。ふと考えると、先進国、新興国含めてほぼ単一民族の国(さらに人口1億超)というのは非常に珍しい国なのでは無いかと気づきます。これはもちろん地形的な要素と歴史の積み重ねでこうなってきたと思いますが、これから先、今後も国家を成り立たせていく上で移民を受け入れ、他の先進国と同じように日本も他民族国家になっていく為の覚悟が現日本人にいよいよ求められているのではないかと感じ始めました。

ここ最近では日系ブラジル人が話題に上る事が多いですが、20年前自動車産業の為に日系人に限ってブラジル人の日本就労(工員等に限る)を認めました(大変おかしな法律ですが)。当初は日本でお金をためて帰っていく人が多かったみたいですが、当時親と一緒に連れてこられた子どもなどはそのままに日本に残りたいと思う人も増えてきているようです。

日系ブラジル人の印象(事件等)から、移民に拒否感も強くなっていますが、そもそも単純工などに限って受け入れている事が問題であり、日本に新しい産業をもたらしてくれるような移民(アメリカのインド人のような)を今後は受け入れていかなくてはならないのでしょうか?

さらに受け入れるために現在の日本人の側も準備をしなくてはなりません。社会基盤や、教育、そしてなにより心の準備。(当然、おかしな国籍法改正とかではなく)

移民政策がどうなるかは政治の成り行きにより変わって来るとは思いますが、10年後、20年後、上記のような中学生の光景が珍しいものではなくなり、職場も普通に多国籍になる、そんな未来もやってくるかもわかりません。

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Author:Winning Ugly
地方の中堅メーカーでエンジニアをしています。
ボーダレスな現在、様々なものが国境を越えて移動し、日本や日本人のおかれている環境も気付かぬうちに変化していっています。
そんな世界の流れとして私が感じた事を記す中で、読んで下さった方々になにか気付きを与えられたらと思っています。

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